箪笥は日本が世界に誇ることのできる唯一の家具です。

江戸時代に作られた箪笥は、明治時代に花嫁道具として全国に普及し、日本各地で特色ある箪笥が作られるようになりました。しかし、こうした箪笥は戦後どんどん消滅していきました。そんな中、頑なに伝統を守っている集団のひとつに、「岩手民芸-南部箪笥」があります。

欅の美しい木目と「摺り漆」の塗装、そして手打ち彫金金具 南部箪笥

南部箪笥は欅や桐を主材とした、職人が造る伝統家具です。欅の美しい木目と「摺り漆」の塗装、そして手打ち彫金金具。一つひとつが伝統を受け継ぐ職人の気風と格調高い気品を伝えてくれます。弊社では、これらの伝統の技や風合いを守りながらも、現代の住空間に調和できる家具をご提案しております。

<地域的背景>
幕末まで、現在の盛岡以北地域と青森県南部、秋田県北部地域周辺は「南部藩」と言われ、みちのく南部八百年の地方文化と歴史を有しておりました。岩手県九戸村はその南部藩のほぼ中心的な地域であり、その歴史的背景から九戸村で作られた箪笥を「南部箪笥」と称しております。
南部箪笥は岩手県指定伝統工芸品に認定されています。

自社生産の漆

国産漆の上質な仕上がりを

わが国の国名「JAPAN」が「ウルシ」を意味することを知る方は少ないのではないでしょうか。

岩手県九戸村は、北緯40度6分に位置し、山林原野71.1%、農地13.6%の中山間地域です。県北部山林では文化庁の支援で漆の植栽が行われ、漆器の原料となる生漆の生産地として日本一の品質と生産量を誇る「国産浄法寺漆」が有名です。国宝、重要文化材などの修理修復の重要な役割も果たしております。

この浄法寺漆を先代の時代から、社有林で自ら生産し、採取した漆を、一部の南部箪笥や民芸家具の塗装に使用しております。

弊社の自慢のひとつでもある、国産漆の上質な仕上がりをご堪能いただきたいと願っております。

ウルシ 漆

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